絵志野茶碗(2022年作)
口径12.0cm 高さ8.8cm 高台径6.0cm 重さ470g
みどころ
2022年 藤田登太郎、最新作の志野茶碗です。土は百草の一番土、釉薬には南木曽の千倉石(川砂)を使用し赤松で二週間焚いています。胴下にくっきりと箆目が入っているのが今回のモデルだそうです。熱を加える(温める)と貫入がより浮き出て、冷めると元に戻ってしまうという不思議な現象を見ることができる志野茶碗です。大胆さと優しさを併せもった志野茶碗で、その大胆さは藤田先生独自の削りから生まれた立体感のある大らかな造形の口辺や高台をはじめ、いたるところで単味(一番土)ならではの勢いやサクサク感など百草土の特性(性質)を見ることができます。ナチュラルで品の良い色合いや同色でふんわりと優しい雰囲気の絵がグラデーションとなり独特な雰囲気を醸し出しています。見込み内に入った大胆で見応えがある三つの目跡も見どころの一つです。※この絵志野茶碗は店長ブログでもご紹介させていただきました。
お問合せ/お申込み
★この志野茶碗は45番です。お問合せの際はこの番号をお書きください。
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